ビジネス

ビジネス (Business) は経済行為を表す用語であり、狭義から広義まで様々な意味を持っていて、1つの日本語に置き換えて表現することはできない。以下に、ビジネスの代表的な意味を、簡単な表現事例をとともに記す。

  • 一件あたりの商談、商取引、売買、など(商売)を表すビジネス
例 : ビジネスが成立した。
  • 仕事や職業、業務などを表すビジネス
例 : 私のビジネスは……
  • 商業活動や経済活動全般を表すビジネス
例 : 昨今のビジネスは…… ビジネス界においては……

広義のビジネスについては次のように表現することが出来る。ビジネスとは営利や非営利を問わず、また、組織形態を問わず、その事業目的を実現するための活動の総体をいう。したがって、ビジネスの主体者としては株式会社などのような営利企業だけなく、NPOなどの非営利活動法人や住民サービス提供などを行う行政組織等を含み、個人または法人組織などの事業体がそれぞれの事業目的実現のために、人・物・金・情報などの諸資源を活用して行う活動全体を意味する。

略語 biz

古くから知られるショウ・ビズ(SHOW BIZ - 芸能)や、新しくはクール・ビズ (COOL BIZ) で広く知られるようになった英語 business の略語 biz は、英語にて3文字を取って bus 等と略すると、道路を走る「バス」の意味となってしまうため、発音に合わせてスペリングを変えてできた略語である。インターネットのドメイン名にも .bizや.bz がある。すでに、1800年代には登場していた略語でもある。

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歴史

歴史(れきし、History)は、何かしらの事物が時間的に変遷したありさま、あるいはそれに関する文書や記録のことを言う。主に国家や文明など人間の社会を対象とするが、これは記述された事を念頭に置いている。ヴィルヘルム・ヴィンデルバントの科学分類に拠れば、自然科学が反復可能な一般的法則であるのに対し、歴史科学が対象とする歴史は反復が不可能である一回限りかつ個性を持つものと定義している。また、現在に至る歴史を「来歴」と言う。

概要

歴史の意味

「歴史」とは、少なくとも二つの意味を有している。一つは、現実に存在する「もの」が変遷する様そのものを言い換えて「歴史」と定義するものである。しかしその経緯は保存される事は無く、やがて消える。もう一つの「歴史」の意味は、この消え行く変遷を対象化して記述・記録された結果を指し、「歴史記述」と言うことができる。それぞれは、前者を「広義:出来事の全体」、後者を「歴史書」と分類されてもいる。

記述・記録される、または複数残した何らかの経時的事象が分析・系列化されて初めて「歴史」は構築される。ある少数民族が文字または別な手段の歴史記述を残さず、しかも史料をただひとつしか示さなかったとすれば、彼らが現実に存在し「歴史」を刻んでも、後世の文明にとって存在の歴史はあると推測されても歴史の変遷を知ることは出来ない。それどころか痕跡を残さなかったものは、その存在さえ無かったも同然である。

このように後世に認識される「歴史」とは、少なくとも認識可能な出来事の断片が残存していることが必要な条件となる。これには濃淡があり、対象・時代・地域などが影響し、人類を対象とした民族の歴史の場合には、彼らが歴史を記述することに関心を払う程度にも左右される。

以後は、「後世に認識された歴史」を対象とする。

歴史認識

「後世に認識された歴史」は、客観性に対する疑念から免れない。考古学的発掘や遺跡などを分析して得られた断片的な情報から対象の歴史を構築しようとしても、その取捨選択の過程で主観的な視点が加わる事は否定できず、結果はある種の解釈や、時として願望または思い込みが紛れ込む可能性がある。

「歴史記述」についても、全貌を漏れなく記述することは不可能で、執筆者の知見や価値観、または時代的背景、執筆者の力量などの制約が加わり、それらフィルターを通じた事象に偏ってしまい、真実がゆがんでしまう。これをE・H・カーは著書『歴史とは何か』で指摘している。日本を例に取っても、政治体制の変化による教科書記述内容の書き換え、また現代の周辺国家との見解の不一致などがある。陳舜臣は「歴史は勝者によって書かれる」と述べ、特に正史では勝者に有利な記述が行われる傾向にあるため、敗者の歴史記述や秘匿された文書、または正史でも勝者に不利なものや反省を含んで記述された箇所の方が比較的信頼に足ると言及している。

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